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仕舞いきれない想いの残骸

松島くんのお話

 

私は今まで嵐にしか興味がなかった。当時は自分のことを‘‘ジャニヲタ‘‘だと思っていたが、今の私からすればただの‘‘嵐‘‘ヲタクでしかなかった。中学の頃から翔さんだけがトクベツな存在で、恥ずかしながら本気で恋愛感情を抱いていた時もあった。大人になっていつかヲタ卒する日が来るときまでずっと、櫻井担でいるのだと思っていたし、そのつもりだった。


そんな私が、とある番組をきっかけにジャニーズJr.というものに興味を持ち始めたのは2014年5月のこと。私は毎日3行ほどの短い日記を書いているのだが、5月17日の日記には『嶺亜くんが気になる』と書かれていた。そして翌日にはもう過去の動画を漁りだしていた。嶺亜くんのことが好きな友人がいて話を聞いたことはあったが、顔までは知らなかった。ジャニショに行ったときに写真を見ても、ふーんという気持ちだった。しかし1人だけ奇抜な色のジャージを着て踊る、色白で独特な雰囲気のある彼の姿を見てカワイイ!と思ってしまったのだ。*1


そうなると必然的にザ少年倶楽部やガムシャラ!を観るようになる。SexyZoneのバックについていることが多いため、同時に彼らのことも観るようになっていた。 このときの私は、SexyZoneについては、デビュー時の印象しかないほど無知だった。嵐がまだドル誌に載っていた頃、中島健人くんと菊池風磨くんはよく見かけたので、その時の印象が強い。佐藤勝利くんはジャニーさんのお気に入りなので分かる。マリウス葉くんはデビュー組で初めてのハーフということで話題となった。松島聡くんは・・・?という印象。入所した年にデビューしたのだからそれもそのはずだ。 唯一、Mステ初登場で嵐と共演したことはよく覚えている。嵐担が次々と彼らに降りて行ったことも。当時、興味は無かったが売れるかもしれない!と思い、録画も切らずに残していた。しかしその後、嵐と共演することはめったになく、あったとしても特に絡みもないため、意識して観たことはなかった。

SexyZoneのことを知っていくにつれて松島聡くんとマリウス葉くんがJr.のコンサートに出演して自分のグループのコンサートに出ないだとか、衣装が違うとか、いわゆる''格差''があることを知った。私が長年応援してきたグループは5人一緒が当たり前だし、グループってそういうものだと当然のように思っていた。他人事ながらにも胸が痛くなったのを覚えている。

なにより驚いたことは松島聡くんのイケメン化だった。前述した通り、デビュー時の印象しかなかった私は松島くんの変貌ぶりに激しく心が揺さぶられた。かっこいい、とまでは思わなかったが、こんな綺麗なお顔に成長したのか、と思った。正直デビュー当時の松島くんのお顔は好きではなかったし、顔面偏差値東大級!と言われているグループにこの子がなぜ?と思ったが、私は良くない印象を持った人ほど、あれ?実はそうじゃないじゃん!というような面を見てしまうとその人がぐーーんと魅力的な人に見えてしまうタイプ(少女漫画の主人公思考)の人間なので、そのおかげか、彼は気になる存在となった。

そしてSexyZoneChannelという番組に出会った。5人でひたすらわちゃわちゃする焼き鳥回を観て驚いた。なんて面白いグループなんだ!と。このときばかりは全然キラキラアイドルじゃねえと思ったがめちゃくちゃ良い。勝利くんを真ん中に兄組と弟組に分かれてひたすら暴れる兄組とされるがままの弟組。誰が止めるわけでもなくやりたい放題な5人。単純だなと思うが、実は嵐のときも嵐の宿題くんというバラエティー番組を観てすとんと落ちた。この番組を見たことがある人なら分かると思う。このときの感情と全く同じだった。やられた。 これをきっかけに私はどんどんSexyZoneにハマっていった。

でもだからといってすぐに担降り、とまではいけなかった。長年追い続けてきた嵐を手放すのは惜しい気もする。そして心が動き始めた頃に発表された新体制。CDの売り方も気に入らなかった。メンバーのことを好きになる一方、彼らを取り囲む周りの大人たちのやり方全てに納得がいかなかった。


10月、運良くザ少年倶楽部の観覧が当たり、行くことができた。分かってはいたが、松島くんはNHKホールには現れなかった。残念だと思う反面、生で松島くんを見たら完全に落ちるだろうな、とも思った。正直この時点でもう嵐<松島くんだったが、このままであれば、茶の間としてゆるーく応援することが出来ると思った。

年が明けて、1月。なんとまたハガキが我が家に届いた。この時は純粋に松島くんに会えるといいな、と思った。団扇も作った。そして2月。収録日に、松島くんはSexy松としてNHKホールに立ち、パフォーマンスをした。 

彼のパフォーマンスを目の当たりにした私はもう無意識に『降りる、松島くんに降りる・・・』と隣の友人に呟いていた。正直松島くんが居なくなった後は放心状態で、もう今すぐにでも帰りたいと思った。何と言うか、人の踊る姿を見て心が奪われたのは初めてだった。知っている曲だったのにも関わらず、音が全然耳に入ってこない。持っていったペンライトも団扇も全く意味をなさなかった。汗をこぼしながらも、体のすべてを使って表現していた松島くん。これで17歳とは思えない・・・いや、17歳の''今''だからこそ、なのかもしれない。純粋にもっと彼のダンスが見たいと思った。歌声だって聴きたいし、いつかするであろう演技も見てみたい。もっともっと彼のことが知りたい。

もちろん、自分が楽しい!幸せ!と思えることにお金を払おうと思う。嫌だと思ったらしない。''本人のため''に買う/行く、ではなく、あくまで''自分のために''買う/行く。 というか今まで自分のためでしかなかったので、本人のために、という考え方にはちょっぴり驚いた。松島くんはJr.ではない。それならばついていくだけだ。

 

というわけで、松島くんを応援する!と決めた。松島くんの未来にはきっと輝く世界が待っていると思う。私の心を掴んだからには、世界一のグループになってくれると信じています。

 

 

*1:『ファイト!YOUたち~ジャニーズJr.NO.1決定戦』という番組。嶺亜くんは現在もひっそりと応援しています。